その不調は、まぶたのせいでした

医者

視力は変わっていないのに目が疲れやすい、「眠そうだね」と言われることが増えていませんか。それは眼瞼下垂(がんけんかすい)が原因かもしれません。眼瞼下垂とは、上瞼が下がってきて黒目に重なる症状です。視野が狭くなるだけでなく、見えにくいため目に力を入れてしまうため頭痛や肩こり、眼精疲労につながります。外見では目がぱっちり開かなくなり、眠そうに見えたりメイクがうまくいかなくなります。症状がひどくなると自律神経にも影響を与えて、気分が落ち込みやすくなることもあります。当てはまる症状があったら、早めに眼科か形成外科へ行きましょう。インターネットで調べると美容外科の手術も出てきますが、美容外科は「正常」な部位に処置をおこなうという前提があるので自由診療となることがほとんどです。他の病気が隠れている可能性もありますので、まずは保険診療となる病院へ、そのうえで手術の方法にこだわりたいなら美容外科を選択肢に含めると良いでしょう。

コンタクトレンズや花粉症も原因になる

女性の目元

今まであまり知られていなかった眼瞼下垂がなぜ注目されてきたのでしょうか。それは加齢による病気だった眼瞼下垂が、若い人たちにも広がりを見せているからです。先天性の場合を除き、眼瞼下垂はもともと加齢が原因となることが多い病気です。まぶたは眼瞼挙筋やミュラー筋、眼輪筋などの筋肉が動かしています。年齢を重ねるにつれてこれらの筋肉の力が弱くなり、まぶたが下がっていきます。そのため、70~80代で発症する方が一気に増える病気でした。しかし最近はコンタクトレンズ、特にハードレンズの長時間使用による眼瞼下垂が増えてきています。まぶたの筋肉は擦れることでも弱くなっていきます。コンタクトレンズを装着していると、筋肉が内側から擦られ続けてしまいます。これにより加齢の時のように筋肉の力が弱くなり、20~30代の若い方でも眼瞼下垂が起こってしまいます。症状がまだ出ていなくても、コンタクトレンズを使用する時間を少なくして予防しましょう。また、花粉症やメイク落としでも目を擦る回数が増えています。外側からの刺激でも筋肉に影響を与えて発症しやすくなります。痒い時や眠い時に目を擦ったりする癖がある方は日頃から注意すると良いでしょう。メイク落としを使う際も、まぶたを強く引っ張ると筋肉にダメージを与えてしまいます。デリケートな部分なので、専用のリムーバーを使うなどして刺激を抑えましょう。

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